2014年10月17日

あっせん当日

前回、あっせんがおすすめの理由を書きました→これ

今日は、あっせん当日の流れや雰囲気について。
あっせんは、労働局と社労士会などの民間がやっているものがあるのですが、今回は労働局について。
都道府県によってやり方が少し違うところがあるかもしれませんので、東京労働局について書きますね。

九段下にある東京労働局に入ると、警備員さんがエレベーターホールの前で「要件は?」とか「どちらに行かれます?」と聞くのでちょっと緊張しちゃうかもしれませんが、不審者排除のためですので堂々と、
「14階の労働局です」と言って通ってください。

あっせんの日時(あっせん期日と言います)が決まると案内が郵送されてきますので(普通郵便なのでダイレクトメールと間違って捨ててしまわないようにexclamation)、そこに記載されている窓口(総合労働相談コーナー)に行きます。
窓口に人はいないので、呼び鈴を押します。

「本日○時からのあっせんで参りました○○です」と挨拶をすると、待機室(といってもパーテーションで区切られたブース)に案内されます。

このブース、なんと、相席(゚o゚;;

会社も事件も違う知らない人(労働者側と会社側が一緒になることはありません)と一緒になりますが、リラックスのために世間話とかしていてもOKですわーい(嬉しい顔)
黙って席を囲んでいる方が変なので、私は「今日も暑いですね」なんて話したりしていますわーい(嬉しい顔)

緊張すると喉が渇くので、飲み物は持参したほうがいいと思います。

もちろん、お茶とか出てきませんexclamation×2

時間になり呼ばれると別室に案内されます。
ここで初めてあっせん委員と対面します。代理人になった社労士の人はご挨拶で名刺を渡したほうがいいかな〜。
労働局の担当者、あっせん委員、自分、の三者で「本日はよろしくお願いいたします」って感じで始まります。
この時会社側は別室で待機しています。
あっせんというシステムは、会社側と労働者側が顔を合わせることはないんです。
これもおすすめ理由の一つわーい(嬉しい顔)

あっせん委員に事件の経緯や、どんな解決を望んでいるかなど聞かれます。
「会社側が値切ってきたらどこまで落とせる?」なんてことも聞かれますので、あらかじめ決めておきましょう。
この場で考え込むと長引きます台風
代理人の社労士はこのあたり事前に本人と話し合ってわかりやすくまとめておくと、あっせん委員に非常に喜ばれますひらめき

一通り話したら、「では交替です」と言われて先ほどの待機室に戻ります。
次は会社側が同じように聞き取りされるのです。

この繰り返し。

待機室に戻って相席のメンバーに「あら早いね〜」とか声をかけられたりわーい(嬉しい顔)
だからちょっと世間話なんかで打ち解けておくと待機室に戻る楽しみもありますわーい(嬉しい顔)

会社側、労働者側が交替交替で話をし、折り合いが付いたところで合意書にサインします。
サインするときも別々に呼ばれますので、お互いが顔を合わすことはありません。

ここまでの時間、早ければ1時間ちょっと、長ければ3〜4時間です。

早く終わらせる秘訣?

(。-∀-)(。-∀-)(。-∀-)ウフフ

社労士でも特定社労士という資格を持っている人はあっせんの代理ができます。
当日同席したり、本人の代わりに出席できるだけでなく、

事前に会社側と交渉することができますexclamation×2

ただし、事前の交渉で和解合意書にサインすることは弁護士でなければできないので、社労士はあくまでも、

当日のための打ち合わせ

です。

しかしこれが当日早く終わらせる秘訣なのですね〜〜〜わーい(嬉しい顔)

ここで会社側がどんな気持ちなのか、どんな解決を望んでいるのか、そしてこちらの気持ち、望む解決などをじっくり話せるので、

「じゃあ当日もこういう話であっせん委員に伝えましょうね、当日もよろしくお願いしますm(_ _)m」

という感じなので、当日はもう台本ができているから早いというわけなんです手(チョキ)

おっと(^_^;)最後は特定社労士の宣伝になっちゃいました(^_^;)

次回は、この事前交渉のお話をしますね。

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posted by 須田美貴 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | あっせん・特定社労士

2014年10月16日

労働問題の解決に、あっせん おすすめです

あっせんという制度はあまり馴染みがない人が多く、「なんだ?何かをあっせんしてくれるのか?」と思われる人が多いようです。

だから、労働問題が起きたら裁判しかないexclamation×2
と思って、ほかの解決方法を調べずに会社を訴えてしまう人もいるようです。

う〜〜〜ん(ーー;)裁判という選択肢がふさわしいかどうかは専門家に確認したほうがいいんだけどなあ(ーー;)

で、あっせんってなんなのか?
それを説明していると長文になってしまうので、「あっせん」で検索してみてください(^_^;)
多くの社労士がホームページやブログで書いていますから。

私は、あっせんの代理を業務としてやっているので、肌で感じたことを書きたいと思います。

先日、相談者の方が「労基署の相談員に“あっせんは法的拘束力がないし、会社も気分を悪くするからおすすめじゃない”と言われました」と言うんですねΣ(゚д゚lll)

どんな相談員なんじゃどんっ(衝撃)
私の経験上、この方の問題はあっせんがふさわしいと思ったのですが、この相談員はなんてことを言うんですかねどんっ(衝撃)
相手が気分を悪くするって・・・いきなり会社を訴えたほうが気分悪くしますよexclamation×2
※相談員=監督官と思われている方が多いですが、違いますよ

私があっせんをおすすめする理由は、
お互いの歩み寄りで、互いに納得した形で解決できる
からです黒ハート

ちょっとわかりにくいと思うので、裁判と比較してみましょう。

裁判は、お互いが言い分を主張して、それを元に裁判官が判決をくだしますね。
負ける可能性もあります。
そして、金額も裁判官が決めます。
勝ったのに、えーーーexclamationこんな安い金額は嫌だもうやだ〜(悲しい顔)という可能性もあります。

それに対してあっせんは、勝ち負けや金額を言い渡されるというシステムではありません。
お互い主張し合うところは裁判と同じですが、勝ち負けではなく、
じゃあ、これくらいで折り合いをつけようか、それでいい?
って感じですわーい(嬉しい顔)

「会社も悪かったけど、君にも落ち度はあったよね、だから半分のところで仲直りしましょ」とか、
「請求金額はわかるけど、経営厳しくて払えないんだよ、ごめんするから半額でいい?」とか、
「わかったよ、全部払うから縁を切ろう」とか、

ケースバイケースで、それを自分たちで決められるというものなんです。

決まらない場合は打ち切りと言って終了になりますがふらふら

「解決できませんでした、終了〜」にならないように、あっせん委員という専門家や、代理人である社会保険労務士がうま〜〜〜く話をするんですわーい(嬉しい顔)

だから、あっせんの場はそんなにピリピリしていないし、リラックスして話せることが多いですよハートたち(複数ハート)

次回はあっせん当日がどんな感じなのか書きますね。

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posted by 須田美貴 at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | あっせん・特定社労士