エキストラをやっていていろんな役者さんを見ます。
中には横柄な人も・・・(^_^;)
エキストラなんかフンッて感じの人も・・・(^_^;)
でも、スタッフにもエキストラにも丁寧に挨拶してくれて、気を遣ってくれる人もいます。
エキストラをもう18年もやっているので、その間にどんどん有名になった人と消えた人を見てきました。
下積みが長い人のほうが周りへの気配りがあって親切丁寧、生き残っていますね。
元銀行員のお笑い芸人はすごく低姿勢だったし、ギャラリーにもちゃんと対応していた芸人さん、待ち時間ずっと「やって〜」と言うと嫌な顔せずに「でっかくなっちゃった」の耳芸で楽しませてくれていたあの方、みなさん“この人と一緒に仕事したいな”と思う方ばかりです。
下積み時代にいろんな世界を見てきたからなのかな、周りへの気配りが素晴らしいです

会社員でも開業している人でも、
「私はこんな資格があります」「こんな仕事ができます」っていうより、
この人と一緒に仕事がしたいな、この人となら仕事がしやすいなと思われることのほうが大事なんじゃないかな。
と、エキストラの仕事をするたびに思うのでした(^_^)
私は昔、ある劇団に誘われたことがあるんですが、悪役でした。悪役やる暇なんかないと言って、断りました。
でも数年たって、引き受けていたら良かったと後悔しています。悪役がいるから、主役が引き立つ。陰のあるところに光がある、そう思うようになりました。
そもそも悪役のほうが似合っているんですけどね(笑)