2021年07月20日

なぜ人を攻撃したくなるのか

探偵の須田です眼鏡
毎日、「Twitterの匿名アカウントから攻撃されているので特定してほしい」という依頼があります。
そんなに攻撃する人、される人、いるんですね…

私が常々思っているのは

加害者がやめないと被害者は減らない



人を攻撃する人は昔からいました。
でも、SNSもメールもなかった時代、攻撃する人にはみんな関わりたくなくて、孤独でした。
孤独だからさらに攻撃する。
以下、負のループ台風

攻撃したくなるのは、

仕事がうまくいっていない
友達がいない
なにか人生で突発的な不幸があった
失敗したことを親や友人に非難された
幼少期からずっと不遇な人生だった


など、不幸であることが要因になっていることは、誰もが容易に想像できると思います。
家族や友達に囲まれて、受け入れられて、愛に満ちた生活を送っている人は、そんなことしません。

大学受験に失敗して親に全否定された。
容姿のことでいじめられた。
虐待されていた。
振られた。

など、加害者の話を聞くと、同情したくなる過去があることが多いです。

そんな自分の不幸を、手帳にでも書きなぐっていれば、誰も傷つけることはないのですが、全世界に向かって人への攻撃を発信したくなる心理は…

共感を求めている

のです。

孤独なんです。自分の不幸を誰かにわかってほしい。
だから、不幸ツイートには不幸ツイートする人が群がります。
お互いに共感し合えるからです。

辛い、悩んでいる、聴いてほしい、そんな投稿なら、そして、それを共感しあうだけなら、誰のことも傷つけないのに、攻撃してしまう心理とは。

かわいそうな自分を見せたくない
不幸な自分を知られたくない


だから、攻撃して仲間を集めて、自分は強いと錯覚し続けているのです。

集まった仲間は、実はごく少数です。
とても小さなコミュニティで、強いぞごっこをしている人たちです。

でも、そんな小さなコミュニティでも、強いぞごっこを繰り返していると、周りが見えなくなってしまうのです。

周りから見ていると、とてもかっこ悪いことに気がついていません。

そんなところに反撃がきたらどうでしょうexclamation&question

まず、自分たちの存在が認められたと勘違いします。

反撃してきた相手は当然、自分たちの敵ですから、間違っている奴らだと認識します。

そして、正義感がムキムキと湧き上がってきますexclamation×2

正義感でいっぱいになると、自分が仲間を、市民を、世界を守らなきゃexclamation×2という、ヤバイ正義感病になります。

そして、攻撃を繰り返す。
以下、負のループ台風

これでは、加害者が減らないので、被害者も減りません。

どうすればいいか?

動画でお話したとおり(動画見てねハートたち(複数ハート)

関わらないことですわーい(嬉しい顔)

攻撃と反撃の真っただ中にいる時は、加害者も被害者も不幸です。

どちらかが幸せになることで終わります黒ハート

加害者を幸せにすることはとても難しいけど、そこは探偵として、きっかけを作る仕事をしています。
それが私の最終目標。

攻撃されている方は、加害者には関わらないようにして、自分が幸せになることで、負のループを終わらせましょうわーい(嬉しい顔)

事務所ベランダで焼肉しました
IMG_9705.JPG

SUDA_OFFICE_LOGO.jpg
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posted by 須田美貴 at 13:55| Comment(2) | TrackBack(0) | いじめ・パワハラ
この記事へのコメント
加害者の考えや事情がよく分かり「強いぞごっこ」その通りだと思いました。

現実の職場での話ですが、どこの部署でも、自分の不完全さを棚に上げたり、当事者にはならない安全な場所から、あの人のここがダメ、気に入らないと裏で中傷をしている人達を見聞します…

共感する人が1人でもいないと成り立っていなく、浮いている事にも気付いていない様子です(強いぞごっこに熱中して)

厄介な事に絡まれる事があるのですが、本人達は正しい事をしている言っているという思い込みから、途端に話が通じなくなる事があります…

業務上、無視は出来ない事があるのですが、仰る通り関わないのが疲れないし、私にとって、どうでもいい人の事を考えずに済みそうです。

ありがとうございます。
Posted by 団子虫丸 at 2022年02月03日 10:02
団子虫丸さま、コメントありがとうございます。
強いぞごっこは、本人は気持ちいいでしょうけど、周囲は大変迷惑ですよね。でも、迷惑だと思われていることにも全く気が付かない。周囲が指摘しようものなら、自分が正義だと、さらに強いぞごっこに拍車がかかる…ほんと、関わらないのがマシですね。どうしても関わらざるを得ないときは、気の毒な人だなあと思って接するようにしています。
Posted by 須田美貴 at 2022年02月03日 13:58
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