パワハラをやめさせたい、パワハラ加害者に謝らせたい、慰謝料を請求したいなどご相談内容はいろいろですが、お話を伺って思うのは、
加害者のタイプがどれもそっくりなこと
人に厳しく自分に甘い、強いものには弱く弱い者には強い態度、大声で怒鳴ったりするばかりで論理的ではない、意外に小心者っぽい、余裕がない、何をやっても怒る、人望が全くない などなど
私が今まで、職場や紛争解決の際や裁判の傍聴で見てきた数々のパワハラ加害者は、自己愛性人格障害じゃないかと思うんですよね(´・ω・`)
パワハラにあっている人は是非「自己愛性人格障害」で検索してみて
過去にもパワハラ加害者の分析をしてみたブログがあります




では、パワハラにあってしまったらどうしたらいいか。
こちらにも書きましたが(2016/6/18「いじめやパワハラで損害賠償・慰謝料を請求できるか」)、証拠は必須です。
でも、怒鳴られて咄嗟にスマホで録音なんかできませんよね。
感度のいいICレコーダーを常にポケットにしのばせておくという方法もありますので家電量販店で探してみて

録音していると、証拠をとっているという強い気持ちにもなれます!
もし、録音ができない状況なら。
その場でメモしてください!!
セリフをそのままメモです!!
「なにメモしているんだ!」と怒鳴られたら、「注意されたことを忘れないようにメモしていました」と言えばいいです

ブルブル手が震えると思いますが、いいんです。
どれだけ恐怖だったのか、いい証拠になります( ̄ー ̄)
家に帰ったら、メモに日時とどんな状況だったのかを付け加えておいてくださいね

セリフが生々しいほど、メモであっても信ぴょう性がありますし、そのセリフを裁判などで読み上げられた時の加害者の恥ずかしさったらこの上ないでしょう(そういう場面を裁判の傍聴で見てきました)。
ちなみに、同僚がその場にいて「証言してあげる」と言ってくれますが、本当に証言してくれた人を見たことがありません(`・ω・´)同僚の証言は得られないものと思ってください

そして、パワハラをやめてほしいと言うことです。
加害者本人に言うと逆上するでしょうから、社内の相談窓口や別の上司に相談してください。
この「やめてほしい」のステップを踏まないと、なかなか行政の制度を使って指導や解決ができないのです(´・_・`)社内での解決が基本で、それでも無理なときに使える制度のため・・・
パワハラにあっていると会社に行くのも辛く、辞めてしまう方も多いです。
もちろんそれは一つの選択肢で悪いことではありません。
しかし!!辞めてしまうと、労働局長の指導は不可になります。
なぜなら、労働局長の指導は、「職場を改善して安心して働けるようにする」ための制度だからです。
だから、辞めてしまうと「もうその職場にいないから改善する必要ないよね」ということになるのです

辞める前にご相談してください!!!!
8月27日(土)は私が代表を務めますNPO法人労働者を守る会の勉強会です。
テーマは「パワハラの相談があったら」です。
相談業務をしている人向けの内容になりますが、資格がなくても参加できますし、相談業務をしていなくてももちろんご参加OKです!いざという時のために役立つ情報満載ですので、ご参加お待ちしております
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