昨年度から引き続き、厚労省の「治療と職業生活の両立等支援対策事業」の委員をやっております。
これは、名前のとおり、「仕事をしながらでも病気の治療ができるような職場環境を作っていきましょう」という取り組みです。
今年度は、実際に企業を訪問して問題点などを聞き取り、その企業にあったマニュアル作りをしています。
事例集も作成中。
※昨年度の取り組みで完成したパンフレット「治療を受けながら安心して働ける職場づくりのために」はこちら(厚生労働省ホームページにリンクしています)
企業の人事の方、社労士の方、ダウンロードして使って頂戴m(_ _)m
昨日は年内最後の委員会の日。
マニュアルを作って終わりではなく、この取り組みを広めないといけない
なぜ治療と仕事を両立させる必要があるかを経営者に理解してもらう必要がある
大企業だけではなく中小企業でもできることがあるということを事例集を見て知ってほしい
などなど話し合いました。
これね、特に社労士の人に是非頑張ってもらいたいです

私は労働者支援を主にやっているので、会社の制度づくりや労務管理の仕事はしていないから、
顧問先を持っている社労士の方、お願いします

これからはね、病気になった人を問題なく辞めさせる方法とかアドバイスしているのはイケてないと思うのよね〜(。-∀-)
これからは、どう問題なく就労させるかじゃないの?
周囲への気配りとかバランスとか、本人やご家族とのコミュニケーションとか、問題はいろいろあって、辞めさせるより大変だと思うよ。
特にメンタルヘルスの場合は、細かいところまで気を配らないといけない。
今回作成するマニュアルとか事例集を見ただけで、中小企業の社長さんが自社にあった制度を作ったり、従業員への配慮をどのようにすればよいかなんて、すぐにはできないと思うんだよね。
時間も人手も足りないから

だから中小企業はできない・・・
じゃなくて

こういうところが社労士の出番じゃないのかな。

↑須田社会保険労務士事務所ホームページ
でも顧問先を持っていないので^^;今回の記事の趣旨には当てはまらないのですが、
がん患者として何か協力させていただけることがあればお声掛けいただきたいなあと思います。
まだ今も治療中ですが仕事は絶対やめません。と、いうより辞めれないのですが。
生活かかっているので^^;
まったくその通りです。
誰かが宣教師になって、地道に拡げていかねばなりません。
制度もマニュアルも事例も作りっぱなしじゃダメ。それをどう活用するかですよね。実践していかないと!!現場が頑張っていきます!!!!