これについては大変素晴らしいことだと思うのだが・・・
私なんて大学生の時、労働法の「ろ」の字も知らなかったし、興味もなかったからねえ(^^;
だから今の学生は意識が高いなあと思うのですが・・・
でも、なんかモヤモヤするものもあって、それはなんなのか考えてみたら・・・
若者がブラック企業という言葉に敏感になりすぎじゃないか?
こんな会社はブラック、あんな会社はブラック、ブラック企業に入らないためにはどうしたらいいか?
そもそも私は「ブラック企業」という言い方が好きではない

最近の若者は(私も40歳になったからこの言い方してもいいでしょう)、入る前から警戒しすぎだし、情報や知識が豊富すぎて、前に進めなくなっている人が多くないかい?
確かにね、働きやすくて違法行為の全くない会社で働ければいいですよ。
違法行為を仕方がないとか我慢しろとは言っておりません。
過労死するほどの働き方をさせる会社やお給料を払わない会社は当然ダメです。
でもね、敏感になりすぎちゃダメよ。
「準備の10分間に時給が発生していないのはおかしいですよね」とか、
「希望のシフトに入れなかったのはおかしいですよね」とか、
そりゃあね、おかしいのかもしれないけど、それで「この会社はブラックだ


だから、学生が知識をつけたり労働問題の研究をすることは素晴らしいんだけど、それによって敏感になりすぎて自分自身が働きにくくなるってのは賛成じゃないなあと思うのよね。
う〜ん、難しいけど、程度の問題かなあ。
最低限の知識と、あとは経験。

須田社会保険労務士事務所ホームページ
社員の自殺などを背景に、ブラック企業が社会問題と浮き上がってきた経緯はとても大切で、この流れが今後も続いていくことが大切。
何をもってブラックなんでしょうか。
道路交通法をみれば、40km制限の道路を40km以下で走行してる車両などまずありません。
逆にみんなが時速40kmで走れば、日本の物流は回らないでしょう。
ルールはルールとして守らなくてはと思いますが、時速43km程度で揚げ足を取る労働者は如何なものかと思います。
私もパートアルバイトを使用する労働者ですが、幸い私の職場にはそのような方はいません。
最近の若者に言いたいのは、権利を主張すると同時に義務を果たして欲しいですね。
不平不満があっても、まず言われたことはやる。やり終わってから「これはおかしくないですか?こうした方がいいのでは?」と意見を述べてほしいです。
やる前から文句を言う。できない理由を並べてやらない。そんな若者が増えてきた気がします。ほんとに今後の日本が心配になります。
検索サイトから先生のブログにたどりつきました。
コメントさせていただきます。
不況下の就活というのは、地雷のある戦地に踏み込む兵士と同じ心境なのだと思います。
たしかに、速度違反でいえば、ドライバー全員が青色反則切符で済むようなら不安も心配も少ないでしょう。警察の取り締まりだって減るでしょう。
しかし、世の中には重大な違反をするような「赤キップ」の組織が紛れ込んでいるのも確かです。万が一、病気や過労死に追い込まれるようなことにでもなれば、世間は冷たいですよ。「選択したのは自己責任だ」としか言われませんから。
地雷を踏んだとしても、それを選択した責任だけが問われる世の中です。就活が慎重になるのは当然のなりゆきでしょうね。
みなさん、就活生を暖かく見守って欲しいと思います。