犯罪者の心理に興味があって。
パワハラをする人ってどんな心理なのかなといつも考えているから。

以前、「女性死刑囚」鹿砦社 深笛 義也 著 も読んだ。

女性死刑囚の話は、突発的な犯行ではなく、怨念による計画的なものが多かった(女の怨みは恐ろしい)。
性犯罪は突発的なのだろうと思ったら違っていた。
ロールプレイングゲームのような感覚で、犯行ごとにレベルアップしていく自分に達成感があるらしい。
仕事でのストレスから犯行に至ったケースが多いのだが(ストレスのはけ口を間違っている)、そこには、被害者を支配している感覚に達成感がある。
だから幼児や小学生など弱い子供を襲ってみる。
成功したらもっとレベルアップしたいから高校生や大人を狙うらしい。
そしてこの達成感で得られる快感で犯行を自分の力で止めることはできなくなっていく。
支配している感覚
これだ、きっと。
パワハラ上司の心理。
私はそう思う。
心が満たされている人はパワハラも嫌がらせもいじめもしないはず。
満たされないし、ストレス過多。
【パワハラがどうしたらなくなるか】
もちろん、法律の制定や制度を充実させるとか、厳しい罰則をもうけることも必要だけど、私は原因も考えないと無くならないと思う。
ストレスの少ない職場環境、相談できる人がいること、周囲の目があってパワハラできない環境などが必要。
【今、パワハラにあっている人へ】
パワハラをやっている人は完全にいっちゃっています。
大声で怒鳴り続けるとか、机を叩くとかモノを投げるとか殴るとか、正常な精神状態じゃないでしょう。
「人格障害」で検索してみると「これだ!」と思うものが出てくると思います。
あなたがおかしいとか悪いんじゃなくて、相手の頭がおかしくなっちゃっています。
対処方法や解決方法は相手や会社やあなた自身がどうしたいかによって違いますから、専門家にご相談ください。

須田社会保険労務士事務所ホームページ
>パワハラをする人ってどんな心理なのかなといつも考えている
という点で、
上記書籍以外にも、たとえば
日垣隆『少年リンチ殺人』(新潮文庫)
なんかも参考になるかと思います。
扱っているのは少年事件ですが、もちろん大人にも通用する内容で、これは名著です。未読でしたらお勧めです。
あとは、敬愛する小説家なのであまり声を大にするのは気が引けるのですが、西村賢太の同棲時代を扱った小説の、自身がモデルである主人公のふるまいも、いくらか参考になるのでは、と思います。
ノンフィクションが好きですが、まだ読んでいないです。図書館で借りてみます←買えよと…
奥野修司さんの「心にナイフをしのばせて」も勉強になりました。