2019年08月27日

社労士は人を相手にする仕事なんだから

今年の特定社労士の研修のグループリーダーをやることになりました。
10月の3日間だけですがどうぞよろしくお願いいたします。


さて、わたくし、あっせんの代理人をバンバンやり始めて5年くらい経ちました。
私は労働者側の代理人がほとんどなので、相手方の代理人は顧問社労士かスポットで依頼された特定社労士、弁護士ということになります。

良い解決ができるかどうかは代理人次第です!!


おおむね、顧問社労士の方はよい解決に導いてくれるので、その後も社労士仲間として良いお付き合いができることが多いです。
やはり会社を守る顧問社労士はきちんと解決してくれますねわーい(嬉しい顔)
「素晴らしいお仕事ですね」とお互いたたえ合うこともハートたち(複数ハート)



ごくごくまれに、引っ掻き回してぐっちゃぐっちゃにして最後「知〜らない」と放り投げる代理人(顧問社労士)もいますが・・・( ;∀;)
かわいそうなのは社長さんもうやだ〜(悲しい顔)
顧問契約切った方がいいんじゃない(;・∀・)と思います。
思い出すな〜、社長さんを置いて先に帰っちゃった代理人のそこそこ有名な女性社労士・・・

爆弾爆弾爆弾


あと、私が聞いた中で意外に少なくなかったのが、
「顧問先の元従業員があっせんの申請をしてきても無視します」
という社労士。

ええええええええええええ( ;∀;)

労働者側に非があったとしてもですよ、トラブルになっていることは事実なんですから、ちゃんと後始末しましょうよ。
会社側、社長さんの言い分だってあるでしょう。

社労士じゃなく本人が書いた申請書で意味不明のものも受理されますから、そんなのを受け取ったら「相手にしてらんない、無視無視げじげじ
というのもわからんではないですが・・・

だとしても、今後の防止のために労働者の言い分を聞くというのは会社のためにもなりますよ。
会社として冷静に反論すればいいじゃないですか('ω')ノ

会社側が来なければ、通常は労働審判に進んじゃいます。
そうすると、社労士は代理人ができなくなるので社長さんは弁護士に依頼せざるを得なくなり・・・

あーあ、顧問社労士がいるのに残念だなあと思うわけです。


ん?答弁書が面倒?

一度書けば、正解不正解がある書類でもないですし、申立書よりは「相手の主張のお返事」を書けばよいだけなのでラクなんです。


いや、書類がどうの、労働者側が悪いとか、そういうことじゃなく!!!!

職場環境をよくするのが社労士のお仕事なんだから、
トラブルが起きたときに無視するのはすっごくよくないと思う!!!!


「紛争とか苦手なんで」という声を社労士からよく聞きます。

私も好きじゃないですよ(-ω-)
なに?紛争好きでやってると思ってんの( ;∀;)ヤダナ〜

理想論でいうと、起きちゃったケンカの仲直りをさせるお仕事で、

最高の解決は、最後に握手をして終わらせる。


それができるのは社労士という資格だと思うんだけどな。

トラブルの防止が社労士の仕事であって、起きてしまった後は社労士の仕事ではない

と言われたこともあります。

もちろん、防止することが一番良いですよ。
でも、どんなにがんばって防止しても、人と人なのでトラブルは起きるんですよ。
そこを、「起きた後は社労士の仕事じゃない」って

ええええええええええええ( ;∀;)


社労士は人を相手にする仕事です
と言っておきながら、トラブルの時は知〜らない、弁護士さんに任せま〜すって・・・


自信をもって解決できる特定社労士の後輩を育てたいので手(グー)
特定社労士の研修のグループリーダーがんばりますわーい(嬉しい顔)

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癒されます揺れるハート

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posted by 須田美貴 at 16:43| Comment(0) | TrackBack(0) | あっせん・特定社労士