朝日新聞DIGITAL「複線型のすすめ」にあった、「ニート、難民、ホームレスも採用 渡邉幸義さん」という記事。
社長の渡邉幸義さんのことばがとてもよかったです。
「適切な教育をし、彼らの特性に応じた仕事を考えれば、普通に働ける。戦力にならないと考えるのは偏見でしかない」
その通りだと思います

5月28日のブログに書きましたが、不健康な人や障害のある人、メンタル不全の人を排除する会社はたくさんあります。
私が5月28日のブログで「不快だ」と書いたのは、排除するのを正当化し、そのような人が入社しないようなコンサルをやっている人がいること、助言している社労士がいることに対してです。
ニート、難民、ホームレスを採用するのはリスクが高いと思うのは普通でしょう。
だから、そう思うことに対しては不快ではありません。
そりゃそうですね、と思います。
でも、コンサルをする立場だったり、誰もが働きやすい職場環境を作る立場である人間が、「排除する方法教えまっせ」では、日本の雇用問題は改善しないどころか悪化しますよ

ニート、難民、ホームレス、メンタル不全の人でも、このように教育をしたりサポートすればちゃんと働けるんですよと社長さんに教えられる人じゃないとね。
まず教える側に理解がないといけないのですが、偏見だらけなのでしょう。
わざわざ、ニート、難民、ホームレス、メンタル不全の人を採用しろと言っているのではありません。
偏見を持ち排除するのはよくないと言っているのです。
社長の渡邉幸義さんは、会社員時代にうつになったことがあるようです。
その経験から、「一人でも多くの人に、働くことの喜びや生きがいを見いだしてもらう」とうたい、このような取り組みをしているそうです。
素晴らしい
