2013年03月30日

ユニオンに加入することは姑息な手段なのか

昨日の続きね。

ある方のご意見で、「ユニオンに加入することが正々堂々としていない」と思われる方がいるということを知りました。

う〜ん、言われてみれば、なんとなく分かるう〜(´∀`)
いや、実はすご〜くわかるわ〜ハートたち(複数ハート)

きっとこういうことでしょう。

会社に主張するならそんな団体に加入しないで個人で言ったり、訴えろよっパンチ

うんうん、わかります。

ちょっと法律の話になりますが、個人で主張すると個人の闘いになり、ユニオンに加入すると組合員として組合という団体で闘うことになります。
個別紛争か集団なのかの違いですが、当事者でないとそれはわかりにくいですよね。
当事者でもわかりにくいと思いますが・・・
特に、企業の中にある組合ではなく、ひとりでも加入できる「ユニオン」だと、なおさらわかりにくい。

そしてユニオンってなんだか胡散臭い(ーー;)
と思うでしょ〜。

わかります!
知られていないから。
普通、知る機会もないし。
知る機会は、自分の身に何か起きた時だから、良いイメージはないです。
闘う集団というイメージしかないし。

左翼、過激、デモやっている人・・・

そんなヤクザな集団をバックにつけて闘うなんて正々堂々としていないじゃないか。
ってことでしょ(;´∀`)

まあ、肯定も否定もしません。
一部正しく一部違うんで。


ただひとつ言えることは、個人が会社を相手に主張したり冷静に話し合いができますか?
ということ。
もちろんできる会社もありますし、それが理想ですが、なかなかないでしょう。

私の信念は、「闘わない解決」なので(何をもって闘うと言うのかという話になると長くなるんでまた今度手(パー))できれば会社の決定権がある人と落ち着いて話がしたい。私一人で。

ちなみに私の場合は、在職中に何度も私一人と会社側で話し合いの場(面談)を希望しましたが叶いませんでした。面談はできないって言われたから。

現在、労働相談を受ける仕事をしていますが、まずは個人で話し合える場を設定してもらえるように会社に言ってみましょう、聞いてくれそうな会社ですから、という流れになることもあります。
面談を設定してくれる会社としてくれない会社の割合は半々という感じです。

じゃあ、個人面談はしてくれないとなるとどうすればいいか?
そこで、組合(ユニオン)に加入して、個人ではなく団体で交渉することを申し入れるのです。
それを団体交渉といいます。

団体交渉というと、喧嘩腰で組合が殴り込みに来るというイメージを持たれる方がとても多いのですが、違いますよー演劇

個人面談してくれないから、組合が話し合いさせてよってことですわーい(嬉しい顔)
だから、団体交渉の申し入れがあったら、会社は拒否できないという法律があるんです。
団体交渉も拒否しちゃったらどこで話し合うんだよむかっ(怒り)でしょ。

しかし、違法と知ってか知らないでかわかりませんが、団体交渉を拒否してくる会社も多いんですよね〜。

違法ですよー演劇

で、そうなったら次のステップに進むしかないってことです。

長くなるのでここまでにします。

組合に加入する流れがわかったかな?

組合に加入したほうがいいケースとそうじゃないケース(その前に解決しそうなケース)があるわけです。

姑息な手段というより、ひとつの手段なわけです。

・・・という話をユニオンの人も世間に向けてしたほうがいいと思う・・・
posted by 須田美貴 at 06:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 労働者側社労士

2013年03月29日

目立ちたいわけ

最近、周囲にも「私は目立ちたい」と言っていますが、ただの目立ちたがり屋ではありません。
↑いや、ただの目立ちたがり屋でしょうという反論が9割あることを覚悟(^_^;)

しかし、ただ目立てばいいだけでしたら、こんなところにも載りませんから(^_^;)⇒My News Japan
もっといい話で目立ちたいでしょうたらーっ(汗)

今日時点で4800人以上の人がこの記事を読んでくれたようで感謝ですm(_ _)m
そして、この記事を読んで抱く感情は人それぞれなわけで、このたび率直なご意見を書いていただいた方がいらっしゃいまして、大変感謝しています。

感想を書いていただいた場所は、福岡の特定社労士、篠塚先生のブログのコメント欄です。
篠塚先生に直接教えていただきました。ありがとうございますm(_ _)m

私も本名でその方にお礼コメントをしました。
私は「共感しました」「いいね!」よりもむしろ「私は反対です」とか「賛成できません」というご意見ウェルカムなので、とてもありがたいですね。
だって、反対意見って意外と聞くチャンスがないし、反対意見が聞けるからこそ進歩できると思ってるんでわーい(嬉しい顔)

その方のご意見は、須田は堂々と闘わずユニオンを使っている、須田は目立ちたいだけだというものです。

ユニオンに加入することが堂々と闘っていないというご意見は私にとっては想像の範囲外だったので、次回述べたいと思います。

もうひとつの、目立ちたいだけでしょうというご意見には、こう述べたいと思います。

確かに目立ちたいです。
それは、人のためになると思っているからです(そう思わない人もいることも心得ています)。
同じ目にあって困っている人は大勢いますが、声をあげられる人はごくわずか。
労働に関する問題は、誰もが泣き寝入りしているから自分も諦めなきゃいけないと思ってしまいがちですが、私や他の闘い中の人がアピールすることによって、少しでも強い気持ちになってくれれば嬉しいからです。

同業者(社労士)でも「須田さんは極端な思想を持った過激な人」と言っている人もいるらしいですが(;・∀・)

特に政治的、宗教的思想は持っていないんですが(;´∀`)

私が発言、主張することで、少し勇気が出たという方がいたら嬉しいだけです黒ハート

posted by 須田美貴 at 06:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 労働者側社労士

2013年03月26日

私は勉強しています(`・ω・´)って・・・

同じ日に何人かに「私は勉強しています(`・ω・´)」と言われたのでそれについて思ったこと。

これだけじゃ、何のことだかわかりにくいですね( ̄▽ ̄)

えーっと、こういうことです。

私「私はこう思います」or「あの人はこうアドバイスしてくれました」
相手「私の意見はそうじゃないです。私はそれについて勉強しています(`・ω・´)」

ε=(・д・`*)

うんうん、意見はいろいろあるのが当然だから「そう思わない」という発言はとても良いと思いますわーい(嬉しい顔)

そのあとの「私は勉強しています!」と言ってしまったのが残念もうやだ〜(悲しい顔)

だって、みんな勉強していて知識があるから意見を言うわけでしょ。
だからあなたが勉強していて知識があるのもわかっている。
「私は勉強しています!」ということによってどう思われるかというと、

なに競争心むき出しになってるんだよ(T_T)


これに対して反論もあるでしょう。


いや、自分は競争心からではなく、こういう勉強をしたからこう思うという裏付けとか説明をしておきたかっただけなんだと。

じゃあそう言えばいいじゃん(;´∀`)

「私はこんな勉強をしたのでこう思います」



ムキになっている人を見ると、カッコ悪いと思ってしまう春爛漫の今日この頃(  ̄▽ ̄)
posted by 須田美貴 at 09:32| Comment(0) | 毒舌注意!

2013年03月09日

女性の働き方〜選択肢がない!?〜

前回の続き。

女性の働き方はいろいろあって、どの選択肢でも人それぞれ自由だし他人がとやかく言うことはないと書いたのですが、選択肢を自分で選べないとかそもそも選択肢がないとか、それが問題なんです。

この不景気の時代、共働きという選択肢を選ぶというか選ばざるを得ない人がほとんどです。

経済的な理由だけではなく、せっかく仕事が楽しくなってきた入社5年目くらいで仕事を辞めたくないという人も多いでしょう。

じゃあ「いままで通りの働き方を選びます!」と言うと、実は会社側が用意した選択肢にはそれはなかったということが問題なのですもうやだ〜(悲しい顔)

働かないという選択肢は自分にはない、けれども働くという選択肢が会社にはないexclamation&question

↑最近この話をよく聞くし、ココが非常〜に問題。
就職の相談の仕事もしていますが、この相談がとっても多いです。
これ、女性に限らず男性もですよね。

会社→働かせられません
自分→働きたいです

これを解決する選択肢は「独立開業」なのでしょうね。
これについては話すと長いので今日はやめておきます。

会社が働くという選択肢を用意できないのは、経営上本当に無理なのでしょう(体力のある会社ならそんなことは言いません)。
だから、一人減ってもその分新たに人を雇ったりしません。

残った人→過労
辞めた人→職がない

ここが今の日本で一番問題なのですよむかっ(怒り)

話は戻りまして、女性の働き方について。

前回、女性は働き方によって他人を批判したり自分のことを引け目に感じたり、と書きました。

自分で大いに満足して選んだ選択肢なら人を批判したり自分のことを引け目には感じませんよ。
不本意ながらそれを選んだから、自分ができないことをしている人が憎くなるんでしょう。

女性はどうも他人を批判したがる生き物らしい(ーー;)
でも、その原因の一つに「不本意ながら」という気持ちがあるからではないでしょうか?
口では「家族のために」と言ったり「仕事が好きなので」と言ったりしていても、今の状況に大満足で自信たっぷりじゃないから人のことが妬ましく感じてしまうんじゃないかな。

仕事を続けていればああなれたのに、仕事をセーブしていればもっとプライベートに時間を使えたのにとか。

何が言いたいか?

いいじゃんexclamation×2

っつーか、しょうがないじゃんexclamation×2

今の自分を受け入れて、それでどうしたいか、どうしたらそうできるか考えるしかないじゃん。

そうするしかないよね〜。
posted by 須田美貴 at 06:00| 真面目に労働問題

2013年03月08日

女性の働き方

私はあまり女性の働き方についてコメントすることはないのですが、普段感じていることを書いてみようかなとペン

4年前、ある団体が「高校生と大学生と社会人の女性座談会」を開催して私は社会人として参加しました。
話題はやはり「子育てと仕事」が盛り上がり、それぞれ年代によって感じ方が違うのだなあと。

高校生は「子育てと仕事を両立できればいいな」という意見。
就活間近の大学生は「育休って本当に取れるのでしょうか」と心配な様子。
社会人でもアラサー世代の方は「家事や育児をきちんとやりたいので専業主婦になりたい」という方も。

そんな中私は既に子供もいて仕事も続けていたので、「なんとかなりますよ〜」とお気楽発言(。-∀-)←なんとかなっていたから・・・

気になったのは、「家事や育児をきちんとやりたいので専業主婦になりたい」という意見。
働きながらだと家事や育児をきちんとできていないのか・・・

そんな私の無言のプレッシャーが死ぬほど怖かったのでしょう、そのあとすぐに「いえ、私の場合は両立できないんであせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)」とおっしゃっていましたが(そんなに怖いかわたし・・・)。

まあそれはいいとして、女性は仕事に関して男性よりも選択肢が多いのです。
今の時代、男性も女性もそう変わらないと思いますが、生物学上とか意識の問題で。

出産時に働くのは物理的に無理なわけで、それをきっかけに、働かないという選択肢も登場し、働くという選択肢の中にも、今までと同じように働くかセーブするかという問題が浮上し。

台風台風台風

細かい話をすると長くなるので私の考えをズバリ書きます。

どういう選択肢をしようが人の勝手であり、他人がとやかく言うことはないし、自分が選んだ選択肢を引け目に思うこともないし、どういう選択肢が偉いとか甘いとかそういうのはないんですよ。

どうも女性は、働く女性と専業主婦が対立する傾向にあり、もっと細かく見ると、フルタイムで働く人とパートタイムで働く人も対立するんですよね〜。

くだらない(ーー;)

ただ、選択を自分の意志でできれば良いのですが、選択肢がこれしかなかったということもあるんです。

次回はその話をペン
posted by 須田美貴 at 08:53| 真面目に労働問題