それどころか、法律のホの字にも携わったことがなかったのです。
大学の勉強でも仕事でも。
唯一ちょっと分かっていたのは、安衛法の危険物・有害物のところで出てくる、ベンジジンなどの物質かな。構造式も書けるのに試験では全くいらない知識だった(ーー;)
じゃあ、私みたいに全くの無知人間が社労士試験では不利かというと、そうでもないと思います。
知らなすぎてどんどん入ってきた( ̄▽ ̄)
逆に、実務をやっている人は気をつけたほうがいいなと思います。
社労士講座の講師をやっていて感じたのは、実務をされている人は、質問のポイントがマニアックすぎること。
「そこ出ないから〜」ということがよくありました。
きっと、普段のお仕事で疑問に感じるところが試験の出題ポイントとズレちゃっているんでしょうね。
つまり、実務は実務、試験は試験で割り切りなさい

なのです。
割り切らなきゃいけない試験ってどうなの〜とよく言われますが、まずは受からなきゃいけないし、そんなことを言っている場合じゃありません。
それに、実務に関係のない試験をやっているわけではないです。
試験として出題しやすいところと、実務で問題になりやすい箇所がちょっと違うだけ。
実務でも試験勉強の知識はもちろん活かせます

より受かりやすくするために、割り切りましょうということ。
だから、
「試験に受かりやすくするために社労士事務所に勤務したほうがいいですか?」
という質問には
「NO」
と答えています。
実務をやっていないからといって不安になることはないです(^-^)