個性だから何でもやっていい。
ではありません

そこにモラルが必要です!!
例えば学校であれば、
授業中に走り回るのは個性ではない。モラルがないだけ。
うちの子の個性です!という親はちょっと・・・

社会であれば、ビジネスメールがきちんと書けないのは個性ではなく、マナーがないだけ。
だから、教える立場である教育者や上司は、個性なのかモラルやマナーの問題なのかを区別できないといけない。
でもここで問題になるのが、ルール通りできない病気があるということ。
医者じゃないので詳しくは書かないけど、昨年、横井さんと私で書いた「どうする!?職場の困ったさん」にもあるから読んでみてください!!←たまには宣伝

例えば、時間を守れないと言う病気がある。病気なのかマナーがないだけなのかは、専門の医師の診断がないとわからない。
医師が病気だと診断しても、決してその人を排除せず、その人ができる仕事をさせるとか、本人からも職場の理解を得られるように公表するとか。
もし、医師が病気じゃないと診断したら、マナーがないだけなので、注意すればいい。
恐らく病気で時間や数字関係を全く守れない社員に事務をさせていて大失敗したので、得意だというデザインの業務に替わってもらったら、才能発揮で大成功という事例もあります

マナーやモラルを守った上での個性というのは、学校や企業は重視しないといけないというのは前回書いたけど、それはなぜか?
だって、個性の部分を削り取って全て平均にならして、なんてことをしていたら、平均的なものしかできないわけですよ。
まあ、現状維持で規格どおりのものしか作りたくないならいいですけど、それで海外に負けたって言うのは、元々競えるであろう部分を削り取っているんだから当たり前な話でおかしいんです。
まとめると、
・マナーやモラルは守らないといけない。ハチャメチャになります。
・でも、個性を重視することが能力を伸ばしたり、企業の発展に繋がるんです。