最近、労働法のセミナーや年金セミナーに来られる方の中に、
「昨年社労士に合格したんです」とか「実は社労士の資格を持っているんです」
という方がいらっしゃって声をかけてくださいます。
そこで必ず言われるのが、
「労働者からの相談をメインにしている社労士って珍しいですね」とか「初めてです」とか。
たしかに、珍しいです。
私自身、ネットで検索した結果、それをメインにしている社労士は全国でも数人なのでは?
はい、私はその数人の中の一人です〜

どうしてそんなに少ないか?
答えは、「儲からないから」でしょう。
いや、「儲からないと思うから」でしょう。
どうですかねえ。。。
じゃあ、顧問先を開拓しようとしている社労士は、そんなにたくさん顧問先が見つかって儲かっているんですかねえ。
もちろん稼いでいる人もいますが、そうじゃない人の方が多いですよ。
(受験生のみなさん、夢を壊してごめんなさい)
だって、こんだけたくさん社労士がいる上に、この不景気にわざわざ顧問社労士なんてつけますか?
顧問社労士の需要に比べたら、労働問題の数なんて多すぎて比べものになりませんよ

どこの会社にもたいてい問題ってあるでしょう。
それを顧問になって働きやすい職場に

という考え、とても良いと思います。
はい、否定はしません。
でも、これだけ困っている労働者がいて、その対応をメインにしています、専門でやっていますという社労士がまだ数人しかいないなら、ここは仕事が溢れているってことでしょう。
現に、最近増えている問い合わせは、社労士仲間からのものです。
「顧問先で問題が起きたんだけど、労働者の相談に乗ると利益相反になっちゃってできないから須田さんお願い」
っていうもの。
今や、「労働者側の社労士は儲からない」なんて都市伝説ですよ(-。-)y-゜゜゜
労働者からの相談を専門にしていますって言う社労士事務所をやるのは今がチャンスなんじゃないですかねえ。
おやおや、ライバルを増やしてしまうことを書いてしまっていいのか、須田さん!
と思われた?
私、そんなにセコイ人間じゃないです( ´∀`)
むしろ、同じ志の人が増えてくれればいいなと

社労士のイメージ向上にもなるかなあなんて